あさん堂  

初めてお仏壇をお求めになられる方へ

  一般的に初めてお仏壇を購入される方の六割が”お身内のご不幸”があってであり、その他は”ご法事””ご新築””ご結婚””退職””独立”の際にご先祖に対し平穏感謝を込めて建立されます。

 お仏壇に付いては誤解が多く、一番多いのが”亡くなった方”をお祀りするという言う様に考えられています。
 ”亡くなった方”をお祀りするのは”中陰壇(白木の祭壇)”で四十九日間(又は三十五日)の間でその間は冥土の旅をし(罪の裁きを受ける)成仏するための修行をされ”彼岸の世界”仏界への旅立ちの準備期間(中陰)とされております。よって四十九日を過ぎると”満中陰”と言って其の修行を終えた(満ちた)事を意味し”仏様”に成られる訳です。
 満中陰を終えますと、お位牌(法名軸)に戒名(法名)を刻み(記し)”仏様”いわゆる”ご先祖様”と成られその仏界の象徴であります”お仏壇”にご本尊と共に安置されお祀りされます。
”お仏壇”は亡くなった方を安置するものでなく”ご先祖様”をお祀りするものです。
 ですから、次男、三男様に限らずお仏壇が必要となる訳です。
「本家に仏壇があるから次男、三男は要らない」というのは理屈に合わなく成ります。

 要するに「今ある自分はご先祖様のお蔭」ご先祖に感謝と言う事が大切なのです。
 残念ながら先に述べましたように六割の方がお身内のご不幸があってからのお求めに成りますが本来は報恩感謝が根底にありますので”独立”ないし”ご結婚””ご新築”を機会に建立され”慶事”事として紅白のお餅、赤飯、朱蝋燭で開眼法要(入仏式)を行いお祝いするのが通常です。

 お仏壇を求められますとき、藪から棒に仏壇店に行かれ戸惑われる方が大半です。もう少し整理され要点を把握されてから見聞きされますと比較検討が容易くなります。

其の秘訣の
第一は 安置されます場所を一、二箇所見当を付け其のサイズ(高×幅×奥行)を計り其のサイズの仏壇を集中し見当されますと品質・価格の比較も容易となります。
第二は ご宗派が分かりませんと仏壇は無論のこと、仏具の選定が出来ません。仏壇・仏具は宗派によって異なります。(特に宗派により仏具はおおきく異なりますので何宗でも同じ仏具と言う希薄なお店は避けられた方が良いでしょう。)
第三は お仏壇は毎日ご使用されますので、使い勝手の良いものを選びましょう。お給仕される方が選定される事をお勧め致します。また、頻繁に使用されるお仏壇はメンテナンスも必要となりますのでアフターの行き届いた信用のある専門店もしくは百貨店を選ばれることが寛容です。